12月はインフルエンザが流行り、先週は2年生学年閉鎖もありました。そんな中でしたが、3年生社会科の授業を全職員で参観しました。
裁判の仕組みを理解するために、模擬裁判を行いました。
検察側と弁護士側に分かれ、証拠について検討します。
「犯人の目もとがXに似ているという店員の証言があるからXが犯人だ。」「店員は犯人の目もとを一瞬見ただけだから、Xだと言い切れない。」有罪、無罪となる証拠も立場によって見方がかわります。
検察側、弁護士側の主張をお互いのホワイトボードに書いて
ぞれぞれの立場で有罪・無罪を主張しました。
続いて質疑を行いました。検察側は証拠をもとに、合理的な疑いを入れる余地がなくなるまで有罪を証明しなければ、被告人は無罪となる「無罪推定の原則」があります。検察側、弁護側、それぞれの立場にたって討議する姿がみられました。
将来、裁判員に選ばれたなら、被告人が有罪か、無罪か、有罪ならどのような刑罰にすべきかについて議論し、決定することになります。次の時間は裁判員という立場で考えます。