令和7年度の統合に向けて、生徒間の交流が進んでいます。今日は「文化交流会」それぞれの学校のよさ、伝統、大切にしたいことを交流する会を行いました。
七宗中学校校歌をつくっていただける作詞家山岸千代栄さん、作曲家倉知達也さんにも参加していただきました。作詞、作曲のイメージをふくらませていただく場にもなります。
まず上麻生中の発表。生徒会スローガン「充実」の中身を伝えました。まずは日常で大切にしている「4本柱」の充実です。
人と人をつなぐ気持ちのよい「あいさつ」
シンキングタイム(教科の見方・考え方を働かせて、考えを深めたり広めたりする時間)を大切にした「授業」
聞いた人を感動させる「合唱」
どんなに忙しくても学校を美しく保つ「掃除」
続いて「行事」の充実です。一つは「絆祭」にむけての取組
もう一つは「文化発表会」にむけての取組。
「やりきった」という満足感、「よいものができた」という自信を得ることができるよう、取組を大切にしています。
神渕中生徒からシンキングタイムへの質問もありました。質問ができるのは、関心をもって話をきいていた証拠ですね。ありがたい!
そして神渕中生徒会スローガン「本領発揮」の話を聞いて質問する姿も素晴らしい。お互いの生徒会活動で大切にしていることがよくわかる交流会となりました。
続いて「合同合唱練習」です。初めに、お互いの校歌を山岸さん、倉知さんに聞いていただきました。
今年度で最後となる「上麻生中校歌」を堂々と披露することができました。
その後「春に」の合同パート練習を行いました。
声量豊かに歌う姿に感動。
自分たちでパート練習を進める姿も見事。
まるでいつも合同でやっているかのような雰囲気でした。
最後にそろって歌う姿は圧巻。継続的によりよい合唱を求めて取り組む姿は両校の誇りになっていることがわかりました。
作詞、作曲のイメージを豊かにもちたいとの願いから、お二人から生徒に質問タイム。多くの芸術創造を手掛けてみえる福田裕之さんのコーディネートのもと進めました。
「七宗町のすきなところは?」「自然が豊かでとても歩きやすい町です。」「そういえば、先日七宗町でシカにあいさつされましたよ。本当に自然が豊かですね。」
「家族の人に聞いた七宗町の話はありますか?」「この地は昔から大きな地震が来ていないのは、神に守られているとお父さんから聞きました。」「とっても神々しいところなのですね。」山岸さん、倉知さんの返しの言葉がとっても温かいのが印象的でした。
「今の校歌で気に入っている歌詞はありますか?」など、生徒の率直な思いを引き出していただきました。ありがとうございます。
「名物・名所ばかりが続く歌詞ではなく、1日、1か月、1年をどう過ごすのか、自分たちへのエールになるような校歌をつくろうと思っています。」「皆さんの歌い方は、言葉がとてもきれいに聞こえてきます。今の気持ちのままで歌ってくださいね。」すてきなメッセージをいただきました。
新しい校歌づくりに携わる機会は、そうそうありません。今日の姿が新しい校歌にどう反映されるのか、本当に楽しみでなりません。山岸さん、倉知さん、どうぞよろしくお願いいたします。そして、今日の文化交流会が、令和7年度七宗中学校の礎となったことは間違いありません。今日の会に向けて準備を進めてきたすべての皆さんに感謝します。
交流会最後は「合同給食」です。
お互いに給食当番を出し協力して配膳。
トレーを使って各自がとるスタイルは神渕中方式です。
おかわりも、いつもと違って自分から取りにいくスタイル。
両校そろって「いただきます」
9か月後の給食の時間はこんな光景になるのですね。
2学期、3学期もお互いのよさを知る交流を予定しています。